トニー・バンクロフト

ディズニースタジオでの12年間のキャリアの中で、バンクロフトは『ライオン・キング』のプンバァ、『エンペラーズ・ニュー・グルーヴ』のクロンク、『美女と野獣』のコグスワース、『アラジン』のイアーゴの制作とアニメーション化に携わった。

バンクロフトの主な功績は、ウォルト・ディズニーのアニメ映画『ムーラン』の共同監督、ソニーの『スチュアート・リトル2』のアニメーション・スーパーバイザーなど。

トニー・バンクロフトと共同監督のバリー・クックは、1998年にディズニーの長編映画『ムーラン』でアニー賞の優秀監督賞を受賞している。

2001年、トニーは2人のパートナーと共にToonacious Family Entertainmentを立ち上げた。アニメーション業界での経験を生かし、トニーはToonaciousを質の高いファミリーエンターテイメントを制作するアニメーションスタジオに成長させた。

次世代のアニメーターやストーリーテラーを教育するため、バンクロフトは2018年、同校の新しいアニメーション・視覚効果学位プログラムの責任者としてAzusa Pacific大学に加わった。トニーは教える傍ら、ディズニー、ワーナー・ブラザーズ、その他のアニメーション・スタジオで独立請負業者としても働いている。最近では、ワーナー・ブラザースの『Space Jam: A New Legacy』のリード・アニメーターを務めた。

トニーと双子の兄弟、トムは、「The Bancroft Brothers Animation Podcast」のホストを務めています！（iTunesでのアニメーションポッドキャスト第1位）、二人はアニメーションの過去、現在、そして未来について語り合います。

また、『Directing for Animation：Everything You Didn’t Learn in Art School』を著し、Focal Pressを通じて世界中で発売された。